フェルメール
Vermeer (1632-75)
オランダ   17世紀オランダ絵画

真珠を量る女 Woman Holding a Balance 、1664
ve02.jpg (44787 バイト) Oil on canvas
National Gellery of Art Washington,DC, USA

次に、『Woman Holding a Balance(天秤を持つ女)』を紹介しよう。画像が暗くて申し訳ない。もし、機会があったら、画集などを立ち読みして、チェックしてみてほしい。

この美しい絵は1664年に描かれている。静寂、そしてなにか厳粛な雰囲気がある。

美しい女性が、きゃしゃで優美な天秤を持っている。窓の日よけを閉めきり、机の上に宝石をちりばめている。この絵は、『Woman Weighing Gold (金を量っている女)』 という名前でも知られている。しかし、天秤には金は乗ってはいない。

お腹には子供を宿しているのが見て取れる。日よけがかけられた窓からは、女性のお腹へと優しい光が射している。明らかに、光は女性の子供を祝福しているようである。お腹のあたりに見える黄色の洋服は宝石よりも輝いているだろうか。

注目して欲しいのは、女性の後ろにある絵である。これは『最後の審判』の絵である。キリストが量るのは、人間の魂である。女性が量っているのは現実であろうか。

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