ルノアール
Pierre-Auguste Renoir  (1841−1919)
フランス  印象派

アルジェリア風衣装のパリの女たち
1872

oil on canvas,   156x128.8cm

国立西洋美術館 東京
40年前、ドラクロワは色彩の革命を起こした。それから色彩革新の道は続き、印象派へとつながる。ドラクロワの時代、1830年、アルジェリアがフランスの植民地となった。ドラクロワもモロッコ、アルジェリアを巡航した。ドラクロワの「アルジェの女たち」は1834年に描かれている。ヨーロッパとは全く違う世界を描いたのである。

ルノワールも色彩探求を続けた一人である。この絵はごく初期に描かれた。

ドラクロワの「アルジェの女たち」と構図、色彩配置において類似している。しかし、モデルはフランス人女性に、アルジェリアの衣装を着せただけである。

まだ、色彩探求の途中ともいえる絵である。この探求の成果が、後の『ムーラン・ド・ラ・ガレット』で結実するのである。

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