ルノアール
Pierre-Auguste Renoir  (1841−1919)
フランス  印象派

舟遊びの昼食 The Luncheon of the Boating Party
re02.jpg (55301 バイト) 1881
Oil on canvas 129.5 x 172.7 cm (51 x 68 in.)
ワシントン フィリップス・コレクション The Phillips Collection, Washington, D.C.

食べかけのおいしそうな料理。若者たちの魅力。日よけの外の、まぶしい光が輝いている。まるで、地上の楽園のごとき楽しさである。こういった瞬間があるからこそ、働く価値があるのである。

右の若い男性は、女性に熱心に話しかけている。皆それぞれが話す相手を持っている。

しかし、ルノワールは忘れていない。こういった楽しいパーティに参加すると誰もが、瞬間でも、感じる孤独感をも描いているのである。

犬を抱く女性。その後ろに立っている男性。手持ち無沙汰なのが伝わってくる。しかし、二人とも、何か楽しい夢にひたっているだろうと、見るほうも安心できる。



当時、セーヌ川沿いのシャトウ村にレストランとして人気のあったフルネーズがあった。舞台はそのフルネーズのテラスである。描かれている人たちが誰であるかが分かっている。

左の立っている男性は、レストラン・フルネーズの所有者フルネーズ氏。犬と遊んでいるのは、後のルノワール夫人、アリーヌ。後方のシルクハットはバルビエ男爵。右端は画家のカイユポットである。

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