イタリア・ルネサンス |
1420−1600 |
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ルネサンス期、イタリアは芸術、科学、社会、政治において、ヨーロッパの中心地であった。ゴシック絵画は中世の封建社会の中で、ロマネスクとビザンチンの伝統を引きずりながら、形作られた。ルネサンス絵画は新たに、急速に発達する文明の中から生まれた。科学的な遠近法、人間的な表現などが特徴である。中世から近代への変わり目で、近代的な西洋の価値観が芽生えた時期である。
イタリアでのルネサンスは徐々に始まった。絵画の世界では、一世紀前のジョットの作品から、すでにルネサンスは始まった、とする歴史家もいる。科学的な写実主義はレオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロで頂点に達した。人間中心主義は、絵画の主題を現世的にしていった。ルネサンスの最後の時期はマニエリスムが主流をしめた。
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初期ルネサンス 15世紀 |
15世紀初頭 |
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マザッチョ (1401−28) |
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ドナテッロ (1386−1466) |
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マゾリーノ・ダ・パニカーレ ( 1383-1447) |
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ドメニコ・ヴェネツィアーノ (active 1438-61) |
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ジョヴァンニ・ディ・パオロ ( 1403-83) |
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パオロ・ウッチェロ (1393-1475) |
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フラ・アンジェリコ ( 1400-55) |
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フィリッポ・リッピ ( 1406-69) |
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フィリピーノ・リッピ ( 1457-1504) |
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15世紀後半 |
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サンドロ・ボッティチェリ (1445−1510) |
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ピエロ・ディ・コジモ ( 1462-1521) |
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ピエロ・デッラ・フランチェスカ ( 1410/20-92) |
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アンドレア・マンテーニャ ( 1431-1506) |
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ドメニコ・ギルランダイオ (1449-1494) |
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ヴェネツィア |
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ジョヴァンニ・ベッリーニ (1433−1515) |
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アントネッロ・ダ・メッシーナ ( 1430-79) |
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カルロ・クリヴェリ ( 1430/5-1495) |
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チーマ・ダ・コネリアーノ ( 1459-1517) |
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コズメ・トゥーラ ( 1430-95) |
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コッサ ( 1435-1477) |
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ヴィットーレ・カルパッチョ (1455/65-1525/26) |
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盛期ルネサンス |
1500年代 |
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アンドレア・デル・ヴェロッキオ ( 1435-88) |
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レオナルド・ダ・ヴィンチ (1452−1519) |
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ベルナルディーノ・ルイーニ ( 1480-1532) |
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ミケランジェロ・ブオナローティ (1475−1564) |
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ラファエロ・サンツィオ (1483−1520) |
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ソドマ (1477-1549) |
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ペルジーノ ( active 1478-1523) |
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ジョルジョーネ (1477-1510) ヴィネツィア |
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ティツィアーノ ( 1488-1567) ヴィネツィア |
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アンドレア・デル・サルト ( 1486-1530) |
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ティントレット ( 1518-1595) ヴィネツィア |
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ヴェロネーゼ (1528-88) ヴィネツィア |
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マニエリスム |
16世紀後半 |
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ロッソ・フィオレンティーノ (1494-1540) |
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ポントルモ ( 1494-1556) |
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ブロンズィーノ ( 1503-72) |
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コレッジョ (1494−1534) |
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パルミジャニーノ ( 1503-40) |
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ドッソ・ドッシ ( 1490-1542) |
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ロレンツォ・ロット ( 1480-1556) |
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ベッカフーミ ( 1485-1551) |
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エル・グレコ (1541−1614) |
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