グロ、ジャン・アントワーヌ
Antoine-Jean Gros  (1771-1835)
フランス 新古典主義・ロマン派

パリに生まれる。ダヴィッドのもとで学んだ。

皇妃ジョセフィーヌを通じて、ナポレオンの寵愛を受ける。

ナポレオンの武勲を伝える絵を描いた。

ナポレオンが失脚し、ダヴィッドがブリュッセルに亡命してからは、新古典主義の指導者として活躍し、男爵の称号まで得た。しかしグロ自身のロマン派的な資質との板ばさみに悩み、セーヌ川で入水自殺をしてしまう。

アルコン橋上のナポレオン Napleon Bonaparte on Arcole Bridge
1796

Oil on canvas, The Hermitage, St. Petersburg  エルミタージュ美術館

レフカス島のサッフォー Sapho at Leucate
1801

oil on canvas, Musee Baron-Gerard, Bayeux ,  バイユー、ジェラール男爵美術館
グロのロマン主義的な気質が表れている作品。

失恋の末、海に身を投げる女性を描いた。女性は、古代の女性詩人。

ジャファのペスト患者を訪れるナポレオン  Napoleon in the Pesthouse at Jaffa
1804, oil on canvas, Musee du Louvre, Paris
ナポレオンがペスト患者を見舞った姿。史実であるが、絵は、ナポレオン自身の注文による。

アイラウ戦場のナポレオン Napoleon on the Battlefield of Eylau
1808, canvas, Musee du Louvre, Paris
ロシアなどの連合軍とフランス軍の戦い。一応、フランスが勝利したが、両軍ともに多大な損害を受けた。

ナポレオン皇帝が捕虜たちに対して、寛大にも、許しの身振りをしている。

ヘラクレスとディオメデス  Hercules and Diomedes
1835, Oil on canvas , Musee des Augustines , Toulouse  トゥールーズ、オーギュスタン美術館
グロはロマン派的気質を悩んでいた。この作品は、むりに古代風に仕上げた。しかし、評判が悪かった。

同じ年、ついに、グロはセーヌ川に身を投げてしまう。

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