アルミテジア・ジェンティレスキ
Artemisia Gentileschi
イタリア , 1593-1652

『絵画の女神としての自画像』 Self Portrait as the Allegory of Painting
1630、Oil on canvas
The Royal Collection
この自画像は長い間、無名作品として倉庫に置かれていた。

当時、女性みずから絵を描く、などとは考えられなかったのが一つの理由にあるということである。当時、女性は、芸術家にインスピレーションを与えるミューズとしての役割しかなかったのである。

彼女の激しさは、自画像にも表れている。描くことに夢中になっている姿である。意志の強さ、実直さがよく表れている。

当時、こんなに仕事に打ち込む女性の姿を、描くなどどいうことはなかっただろう。髪を振り乱し、飾り気のない姿は、「女性らしさ」をわざと前面に出さず、彼女の個性のみを描いている。

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