Arts at Dorian   主題解説
ソロモン ⇒ シバの女王 ⇒ トビトとトビアス ⇒ エステル ⇒ ヨブ ⇒ ユディト
トビトとトビア
外典トビト書
トビトは北イスラエルの王国がアッシリアに滅ぼされたとき、捕囚としてニネベに連れて行かれた一人であった。当時の捕囚は監視下という不自由はあれど、生活は普通にできた。

国王の命令を無視して、トビトは王に暗殺された仲間のユダヤ人たちを墓に葬った。この罪により、財産を全て没収されてしまった。

さらにある日、眠っているとすずめがトビトの目に下りてきて、トビトは目が見えなくなってしまった。

トビトの兄弟ラグエルの娘サラは悪魔に取りつかれ、彼女と結婚する男は次々と殺され、その数は七人にも及んだ。

神はこの不幸な家族を救うために、大天使ラファエルを送った。

ラファエルはトビトの息子トビアを連れ立ちラグエルの元へと旅に出た。

旅の途中、チグリス川で、巨大な魚に襲われた。大天使ラファエルはトビアに、その魚を捕まえて、内臓の胆嚢、心臓、肝臓を取るよう言った。

ラグエルのところに着いたとき、大天使ラファエルはトビアに悪魔につかれたサラを嫁にするよう言った。そうして結婚式に巨大な魚から取った肝臓を焼いた。その匂いで悪魔はサラから離れ出て行った。

彼らはトビトの待つ家に帰った。巨大魚の胆嚢で、トビトの目を治した。

ボッティチェリ
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1470
Tempera on wood, 135 x 154 cm、Galleria degli Uffizi, Florence


ラストマン
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c. 1625
Oil on wood, 34,3 x 59 cm、Museum of Fine Arts, Budapest


ペルージノ
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1500-05
Oil and tempera on wood, 113,3 x 56,5 cm
National Gallery, London



ポライオーロ
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1460
Wood
Galleria Sabuda, Turin


レンブラント 
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1637
Oil on wood,2 66 x 52 cm
Musee du Louvre, Paris


ヴェロッキオ
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1470-80
Egg tempera on poplar
National Gallery, London


フィリッピーノ・リッピ 
lippi.jpg (28665 バイト)
c.1480. Tempera on panel. The National Gallery of Art, Washington, DC, USA

参考文献 『新約聖書』 (日本聖書協会)
『西洋絵画の主題物語 T聖書編』 諸川春樹 著 (美術出版社)
『ヨーロッパ美術を読む旅 新約聖書編』 柳澤保雄 著 (トラベルジャーナル)
『ヨーロッパ美術を読む旅 旧約聖書編』 柳澤保雄 著 (トラベルジャーナル)
『西洋美術の主題と物語』 三輪福松 著 (朝日選書)

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