ボッティチェリ
(1445-1510)
イタリア  初期ルネサンス、フレンツェ派

誹謗(ひぼう) Calumny of Apelles
c.1494-1495. Tempera on panel. Galleria degli Uffizi, Florence, Italy
紀元前4世紀、ギリシャの画家アペレスが描いた『誹謗』を、ボッティチェリが復元したもの。

無実の罪で、王の前に引きずり出される若者。彼を引きずっているのは、「誹謗」、「悪意」、「欺瞞」の擬人像である。

左側の老婆は「悔恨」の擬人像。「悔恨」は左側の裸体の女性を振り返って見ている。

その左の、裸体の女性は「真理」の擬人像である。裸体であるのは、「真理」は、なにものにも覆われない、ことを意味している。

天を指差しているのは、「真理」が天の裁きを指し示しているのである。

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